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草間杯交流試合

 10月24日〔土曜〕、好天に恵まれ、草間清光先生のご指導を受けられた教え子の皆さんが勤務する高校の硬式野球部の試合を初めて大会協賛させていただけた。長野県のご出身の草間先生の教員スタートは、石川県立金沢桜丘でOBがうるさい文武両道の伝統校で第57回選手権大会〔1975年〕に甲子園に出場されただけでなく、北海道日大に逆転勝利。その後、進学校・長野県立上田でも第69回選手権大会〔1987年〕で甲子園出場され、習志野に敗れたが好試合を展開された。

 驚いたのは、長野県立野沢北や長野県立臼田〔佐久平総合技術〕での教え子の皆さんの教育界での貢献度が高く、素晴らしいことだ。結果として、甲子園に直結しなくても、日々の練習の積み重ねを通して、確実に人材を育成されていた。野沢北の卒業生から寺尾、加藤、湯本の3氏を慶応義塾大学の主将に輩出していることがその証明でもある。1年生の担任をされ、2018年12月に36歳という若さで急逝された県立上田・漆原伸也部長も青年海外協力隊員として、スリランカの野球銅メダル獲得に貢献されたこともあり、野沢北の卒業生だ。

 今日はどの高校の部員も笑顔を忘れず、野球ができる喜びが感じられた。彼らに進路について真剣に考えてもらった貴重な時間が将来につながるきっかけとなればこの上ない喜びです。

蛭間俊之