B l o g おもれいブログ

マルサの女を見て、貯蓄について考える

今日の朝礼で話した内容ですが、先日マルサの女という映画を見ました。 私の世代より少し上の人はよく知っている映画だと思いますが、伊丹十三監督の作品です。 このマルサの女という映画は、脱税を摘発する国税局査察部の主人公と、巨額脱税犯との攻防を描いた作品です。 映画は知っていましたが、見るのは初めてでした。 その中に、どうすればお金が貯まるか?という質問に、脱税犯が答えているシーンがあります。 少し、面白かったのでご紹介します。     ***************** 金を貯めようと思ったらね。 使わないことだよ。 あんたは葬式があれば1万、結婚式があれば3万と出すでしょう。 そんなもん出していたら金は残らない。 100万あったって、使えば残らない。 10万しかなくても、使わなけりゃ、 まるまる10万残るんだからね。 あんた今、ポタポタ落ちてくる水の下に コップを置いて水ためているとするわね。 あんたのどが渇いたからといって、半分しかないのに飲んじゃうだろ。 これ最低だね なみなみいっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃだめだよ。 いっぱいになって、溢れて、ふちから垂れてくるやつ。 これを舐めてがまんするの。 ************** 実際の雰囲気は、映画を見てもらわないと伝わらないと思いますが、はっと気付かせてくれるシーンだと思います。 https-www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-AL001-1onakakaigi20140830-thumb-1000xauto-17440   ちなみに、投資信託を販売している人とかだと、よく使うネタのようですね。     経営者であれば、お金は事業の投資に積極的に使う必要があると思いますが、個人の貯蓄に関しては、覚えておきたい表現だと思いました。   映画を見たことがないという人は、1度見てみてくださいね!