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2020年「育成功労賞」49人を選出

  高校野球の育成と発展に尽くした指導者が全国で49人選出され、6月26日〔金〕に発表された。対象は、〔硬式または軟式〕野球部の監督か部長を20年以上務めた指導者で、福島・東京(2人)・石川・和歌山・広島・高知・佐賀の計8人は、来年8月の全国選手権大会に招待され、甲子園で紹介される。

 2014年には、愛知県で成章・糟谷寛文元監督が育成功労賞を受賞され、12月28日〔日〕に「崋山会館」で受賞を祝う会に、私も妻と次男と一緒に出席したことがある。教え子のヤクルト・小川泰弘投手から、帽子と背番号29のユニフォームが贈呈された。教室やグラウンドでいつも厳しい糟谷先生が笑顔一杯だった。

 この「崋山会館」とは、激動の幕末を生きた田原藩家老で、画家としても名を成し、洋学者弾圧事件の「蛮社の獄」〔1839年〕で有名な蘭学者でもあった渡辺崋山の業績に学ぶことができる優れた名所である。2012年12月15日〔土〕には創価大学からヤクルトに入団する小川泰弘投手の入団を祝う会が開かれた会場でもある。皆様の前で激励のご挨拶をさせて頂いた後に、年賀状で新年のご挨拶をするように、旧知のヤクルト・小川淳司監督のご住所を教えたが、2013年新年のスポーツ報知に「唯一、監督に年賀状を出した新人」との紹介記事が出て、大変誇らしかった。

蛭間俊之