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背番号35の投手が躍動!

 全国選手権沖縄大会に代わる独自大会が7月4日に開幕した。沖縄県高野連は登録人数を最大20人から最大60人に拡大したため、背番号が32、35、39と大きな数字の背番号をつけた選手が出場した。練習試合ではよくあるが、夏の公式戦では珍しい光景である。ベンチ入りメンバーも20人から最大25人に拡大し、試合ごとの入れ替えも認めた。

 3年生の出場機会を増やす試みは全国に広がり、茨城は登録人数に制限を設けず、大阪は30人に拡大した。上限を20人としている大会でも、試合ごと入れ替えを認めるケースが増えている。来年の第103回選手権地方大会から、今年の独自大会で導入された創意と工夫が活かされることを切に願いたい。

蛭間俊之